この後も不思議は続きます。
やっと受験地獄から開放された私は、何のサークルに入って、大学生活を楽しもうかと考えていました。漫画研究会もとりあえず覗いてみたいがオタクな人達ばっかりだったら嫌だし、サッカーも続けたいなぁ・・と。両立は無理だからどちらかに絞ろうと考え、まずはサッカー部の部室に行ってみました。
・・ところが、部室に行ってみると、「イマァ~誰も、イマシェーンねぇ」・・と、居たのは東南アジアからの留学生1人だけで、いまいち会話にもならず「あとでまた来ます」と、その場をあとにしました。「ん~・・サッカーはやめろという流れなのだろうか・・」と考えつつ、その足で漫画研究会へ。
・・すると、すごく大勢の部員がいて、「わぁ、新入部員だ」と半ば強制的に名前を書かされてしまい、おまけに「白鳥はマージャンできるの?」とすかさず聞かれました。
「はぁ、出来ますよ」
「マージャンしたい?」
「まぁ。そうですねぇ・・」(←そういう答えを期待している場の雰囲気に飲まれて・・)
・・・
次の瞬間「ぶぁんざ~~い!!」と大きな布切れの下に隠されてたマージャン卓とマージャン牌が登場。
なんでも、新入部員がマージャンしたいと言わない限り、部員勧誘時期はマージャン禁止だったとか・・。禁断症状に陥っていたメンバーが「最近の若いモンは、マージャンをしない」と嘆きはじめていたときに、マージャンのできる私が現れたとか・・。
そのまま、初日から夜遅くまでマージャンをする羽目になり、結局、これも流れか・・とサッカーから身を引いた瞬間でした。
きっと、サッカー部がこんな感じで部員が大勢居たら、漫画研究会には入っていなかっただろう・・。
不思議なことに、漫画を描く機会が増えたことが、のちのちの人生にはプラスになっていくことになります・・(^^;)
*【流れに従って生きる】は毎月1日に更新していきます*