超緩勾配のリスクを調べるための実験の続きです。
まず、レベルで水平を見た後、試験体を1/100の勾配にして、
一度、拭き取ります。
そのあとに、じょうろで水を雨のようにかけて、水のキレがどうなのか・・
の様子を見てみます。
下の写真が落ち着いた状況の写真です。
(1分勾配の落ち着いた状況)
理屈上・・
「勾配」はあります。
「水は勾配があれば流れる」という固定観念もあります。
しかし・・結果は表面張力の力でしょうか・・
軒先の水はたまったまま流れません・・。
これですと、もし、軒先に 「ピンホールのコーキングの穴」 や 「板金の掴みのわずかな隙間」があると・・
その穴から水が浸入して、屋根板金と下地板金や防水紙の間にたまり続けることになります。
夏の炎天下のあとの雨で被害が出るのは・・
多分・・ですが・・
膨張した空気が冷やされるときに、吸い込み力が発生して、
軒先のわずかな穴から水を吸い込むためだと思います
(あくまで予想です)
2分勾配(2/100)だとどうなるだろう・・
と思って、実験2回目
(2分勾配の落ち着いた状況)
2分勾配でも結局・・水のキレは悪く・・たまったまま(--;
それじゃぁ・・3分勾配(3/100)なら!?
(3分勾配の落ち着いた状況)
結局・・3分勾配でも水は切れず・・
ん~~(--;
続きは後ほど・・
【超緩勾配屋根の実験の様子のつづきは、毎月10日前後に公開していきます】