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超緩勾配のリスク -その⑤-

前回まで、超緩勾配での水のキレにつきまして、7分勾配までお伝えしました。

 

いよいよ今回が最後のレポートです(^^)

 

実験の続きで 8分勾配(8/100)です。

 

 

微妙に切れかかっていますが、防水紙までつながっている様子は同じです。

 

 

 

9分勾配(9/100)です。

 

 

基本的に8分勾配と変わらない印象です・・(^^;)

いったいいつになったら・・切れた感 が 出るのだろう・・

 

 

・・と思った矢先・・

 

 

 

1寸勾配(10/100)

 

あれ・・?

水が切れた・・!。

数値も10/100とキリがいいが・・水も切れた・・!

 

この辺が、軒先端から水を吸い上げて被害が起きない勾配の分岐点かな・・。

 

 

 

ついでに1寸5分勾配(15/100)

 

 

おお・・短時間で水が切れる!

 

 

 

 

さらについでに2寸勾配(20/100)

 

 

いいねエ・・(^^)b

 

 

こんな変な実験をした結果の考察としまして・・

 

屋根は1寸勾配以下にするのは、軒先についていろいろ注意が必要だな・・ということです。

 

さらに軒の出も少ないようなデザインだと、その被害は広がります。

 

0勾配を無理とは言いませんが、長い年月でのトラブルを避けるために、

皆さんが屋根勾配について考える参考になれば幸いです(^^)

 

 

 

 

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Posted at: 2014.11.10(月)

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