前回まで、超緩勾配での水のキレにつきまして、7分勾配までお伝えしました。
いよいよ今回が最後のレポートです(^^)
実験の続きで 8分勾配(8/100)です。
微妙に切れかかっていますが、防水紙までつながっている様子は同じです。
9分勾配(9/100)です。
基本的に8分勾配と変わらない印象です・・(^^;)
いったいいつになったら・・切れた感 が 出るのだろう・・
・・と思った矢先・・
1寸勾配(10/100)
あれ・・?
水が切れた・・!。
数値も10/100とキリがいいが・・水も切れた・・!
この辺が、軒先端から水を吸い上げて被害が起きない勾配の分岐点かな・・。
ついでに1寸5分勾配(15/100)
おお・・短時間で水が切れる!
さらについでに2寸勾配(20/100)
いいねエ・・(^^)b
こんな変な実験をした結果の考察としまして・・
屋根は1寸勾配以下にするのは、軒先についていろいろ注意が必要だな・・ということです。
さらに軒の出も少ないようなデザインだと、その被害は広がります。
0勾配を無理とは言いませんが、長い年月でのトラブルを避けるために、
皆さんが屋根勾配について考える参考になれば幸いです(^^)