先日・・休みを兼ねて 「手ごろな1枚板カウンター無いですか・・?」と 岩手県森林組合を訪問しました。
赤松の伐期で、倉庫には赤松の丸太がまさに山のようになってました(^^)。
森林組合のOさんから 「ちょうどすごいのが入ったんですよ!取っておきましたから!」と案内されて広葉樹カウンター材の倉庫へ・・
なんじゃこりゃ・・!
こんなに『年輪の細かい』タモ材なんて見たことないです!
まるでミルフィーユです!
しかも ほとんど『無節!』
『芯去り』で、しかも『柾目!』
タモの大トロだぁ・・(@@;)
しかも・・こちらはもっとすごい・・
幅は『約500mm以上』・・ 『芯去り』で『無節』 『柾目』で『細かい年輪』
同じくタモ材の1枚板(@@;)
私 「なにこれ・・こんなの岩手で取れるの?」
Oさん 「いえ・・実は北海道産なんです」
私 「・・にしても・・凄すぎない・・? こんな材料取れるんだ・・」
Oさん 「実はこれ・・20年前に作られて、20年間天然乾燥していた超お宝なんです。一生お目に掛かれないと思います。こんなの二度と出てきません・・」
私 「なんで、こんな凄いのが20年間も眠ってたの?」
Oさん 「20年前ってバブルの頃で、その当時、これ級の板材は1枚100数十万円したんだそうです。
その後、バブルがはじけて 高値で売れなくなり、また景気が良くなることを信じて20年間天然乾燥状態で眠っていたんです。
これを当時買った人が、『もういいや』・・とただ同然で手放したんです。このタイミングで・・」
私 「すごい話だなぁ・・。20年前だと これが100万円以上したの・・」
Oさん 「すごい材料ですよ!。しかも新聞にずっと包んであったので乾燥具合が非常に良い状態です!
これを使うときは、その家を将来建て替えるときに外して持っていけるように設置施工してくださいね!。
この板だけは、その次の家にも持っていけるように・・。」
Oさん 「この板を、れいの家づくり用にと取っておきましたので、是非、買ってください。」
格安ですよ!。〇〇円です・・」
私 「買った(@@;)!」
マグロの解体ショーでもしそうなくらいの大仕事が出来てしまいました・・。生かせるかどうか・・(^^;)