今月の古民家鑑定士の定例会は、なんと実際の古民家を鑑定する実地講習です!!!
一関市内から約20分。そのお宅はありました。
築年数約60年(築50年以上を古民家と呼びます)
空き家となってからは約10年とのこと。
まずはじめに、10年住んでない割には、きれいだな~(^^)
敷地も草刈等もされきれいだな~。その感想。
家の方が週に一度掃除をしに来ていたそうで、手入れされていれば、痛みは少ないんだなぁ~と率直な感想です。
岩手支部。今回は、9名の参加(たぶん)
今後、来たるべき古民家鑑定の時にあわてないよう、しっかり勉強したいと思います(><)
80坪弱の大きな家です。隣には、納屋があります。
2階建で連続した窓がかっこよく、軒廻りはせがい造りで持ち出しており、深い軒が印象的です(^^)
雨戸の戸袋もかっくいぃ~(~o~)
※かっこよさとか、そういう部分を鑑定するわけではないです...。
鑑定する項目は、まず、現地をみながら間取り図を作成。
古民家鑑定士調査票16ページ、
約600項目にわたる書類に該当するところに一つ一つ書き込んでいき(事務的に書き込んでいきます)
その最後には、コメント等を書き込み終了。
実際の鑑定であれば、調査票、写真を本部に送り鑑定書を作成するそうです。
一連の流れはそんな感じ。
実地の練習ですが、、、大変(><)
通常の鑑定だと2時間ほどで間取り~調査票書き込みを完了するそうです(><)
訓練となれが必要です...頑張ります...
2F建てで連続した窓の感じ。いや~大好物です(^^)
東から見た所。
手前の一階部分は、土間となっています。
上の外観写真の手前の平屋部分の室内はこんな感じ(^^)
いぶされ真っ黒(^^)電気配線は碍子引きとザ・昭和!!!テンションあがりますね(^^)
三角にあけられた空気穴からは、煙を抜く穴のようです。
室内もきれいですねぇ~(^^)
和室も続き間。田の字の形をした間取りです。天井高はあまり高くなく2400㎜前後でした。
大黒柱!というようなものはなかったような。
ほとんどの柱が5寸角(15cm角)ほどのものでした。
2Fの室内からみた連続した窓。なにか懐かしさを感じます(^^)
床下。
床板がはめ込んであるだけの所があり、一枚取ってみました(^^)
大引きなどに使われている材料は古材。この古材は以前の家の解体材かどこかからか持ってきたものか。
加工の跡からそれが梁や小屋張りだったことがうかがえますね(^^)何百年物の大引きでしょうか(^^)
昔は、材料を大事にしていたことが見えてきます。
もひとつびっくりは、腐れ等は見当たらない。
風通しを良くし気が腐らないように、害虫が来ないように家が何百年ももつようにと考えられていたのでしょう...。寒いけど...。
そうそう、そういえばこの日。
仙台育英が準優勝となったこの日。
岩手朝日放送が取材に来られ、夕方のニュースで取り上げられたんです(^^)
録画して恐る恐る見てみたら...(◎o◎)結構テレビに映ってる(◎o◎)びっくり(><)
要所要所、自分が映ってる(><)びっくり(><)
なかなか古民家見る機会がない(TT)ので楽しい1日となりました(^^)
もっとゆっくりしたかったんですけどね(^^)