日光東照宮を堪能した後は、大谷資料館へ。
大谷資料館では大谷石地下採掘場跡を見ることができます。
1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間です。その広さは、2万平方メートル(140m×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさです。 なお、坑内の年平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じです。 戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めています。(HPより抜粋)
大谷石は建材にも使用されており、独特の素材感・質感があり趣のある仕上がりとなり、一目見たいと思い立ち寄った。
長い階段を下りていくと、この世のものとは思えない光景が。。
これが人力の成せるものなのか。。何十年もかけて掘り続けられて形成された空間を、一般にも公開し、様々な形で使ってもらう。
今まで色々な所に行き、歴史の深い地域性のある素晴らしい場所をいくつも見てきた。こういった歴史ある重要な場所の資産価値を高め、大切に保存していくことは、忘れてはいけない歴史を次世代へと受け継いでいくという意味でとても大事なことだと思う。
夜は日光の山城屋という宿へ。
囲炉裏を囲んだ食事、渓流が目前にある露天風呂、心も身体も癒される素晴らしい宿でした。
囲炉裏でお肉、山菜、岩魚をゆっくりと炭火で焼いて、竹に注がれた日本酒をたしなむ感じは初体験でしたが、なんとも言えない時代を超えた心地良さがありました。
日光は歴史を感じられる素晴らしい場所なので、ぜひ行ってみてください。
探訪の続きは次回へ。