日光を堪能した翌日、朝から福島へ向かいます。
最初の目的地は大内宿。
大内宿は、江戸時代に民宿として使われていた茅葺屋根の民家が整然と並んでおり、現在でもお土産屋、蕎麦屋等に使われています。
茅葺屋根の民家を全て活用して、おばちゃんがお土産を薦めたり、民家前では炭火で餅や川魚を焼いて売ったりと、江戸時代にタイムスリップしたかのようにな、昔懐かしい雰囲気がありました。
焼だんご。これが絶品。温かいお茶と一緒においしく頂きました。
他にもネギを箸代わりにつかって食べる、葱蕎麦が有名らしいけどそれは次の機会に。
福島は他に会津若松の鶴ヶ城、さざえ堂などに寄ってきました。
さざえ堂は白虎隊の墓所の近くに建つ特異な建築様式の仏堂である。
この建築が面白いのは、登りと下りの階段が絶対に交わらないという構造であること。
最後に時間がありましたので、少し足を伸ばし山形の山寺へ。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
松尾芭蕉がおくのほそ道の道中、ここ山寺を訪れて詠んだ一句は有名ですね。
緑とお地蔵様に囲まれ、1000段近い階段を上っていきます。
オフシーズンだったのか、人があまりいなくゆっくりと見ることができました。
もう少し緑が生い茂り、紅葉の季節にでももう一度訪れたい場所でした。
今回は歴史を学んだ旅となりました。
旅中、仏様に何回も手を合わせ、身心にこびりついた煩悩が取り除かれた気分です。
心機一転今年度も精進していこうと思います。