沿岸部の現場に行った際に、様々な建築を見てきました。
まず行ったのは、陸前高田市の中心部にある「陸前高田市観光物産協会」です。
設計は新国立競技場を手掛けた隈研吾さんです。
気仙大工の伝統工法である「せがい造り」で複雑な屋根を造っています。
内部はカフェや子育て支援拠点なども入っています。
スロープを上がっていくと屋上に階段状の空間があり、高田松原津波復興祈念公園や海側に視線が向くようになっていました。
先日大きな地震もあり、震災のことを思い返す人も多かったと思います。
屋上から見える米沢商会が震災遺構として残っているのは、とても重要だと感じました。