前回のブログから時間が空いてしまいましたが、沿岸部建築巡りの最後に行ったのが、「東日本大震災津波伝承館」です。
宗教建築にはシンメトリーな建築が多く、伝承館もシンメトリーになっていました。
コンクリートは打設する際に型枠に杉板を使用することで、コンクリートに木目を付けています。
建築の規模も大きいのですが、周りのランドスケープにも合わせて高さは抑えて圧迫感をなくし景観に馴染んだ建築となっていました。
内部には道の駅も入っています。
伝承館の海岸側には復興祈念公園があり、高田松原に行くためのコンクリート橋が三途の川を渡っているようにも感じ、人生で初めての不思議な感覚でした。