山形縦断建築巡りも最後になります。
山形県の北部を巡ってみると、豪雪地域のためか基礎が高い住宅が多く見られました。
積雪が2mにもなることがあるようで、1階をカーポートや蔵のようにしていました。
窓には雪囲いと呼ばれる板材を取り付けられるようになっていたり、室外機なども高い位置に取り付けれていたりと、豪雪地域ならではの暮らしが垣間見えました。
金山町は街並みを守るために真壁のようにみせる外壁で統一もされていました。
金山町では益子義弘さん設計の火葬場にも行きました。
林の中に建っているのですが、プロポーションがとても綺麗な印象を受けました。
新庄では屋根の形状が特徴的な英照院本堂を訪れました。
正面から見ると手前の軒の高さが抑えられているため、平屋のようにも感じたのですが、
側面に回ってみると、高さと奥行の大きさに驚きました。
久しぶりに山形を訪れることができ、とてもいい経験が出来ました。