江戸東京たてもの園の後は宿泊するホテルに向かいました。
ホテルは「池原靖史建築設計事務所 + 生沼広之建築設計事務所」が設計した「鎌倉青山」に宿泊しました。
2・3階の外周部にはロープが張られグリーンカーテンが設けられていたり、緑豊かな自然に囲まれたホテルになっています。
1階のピロティ空間はテーブルとイスが置かれ、朝食をとっている方もいました。
ピロティを抜けると、レストランがあります。
宿泊すると缶ジュース1本か日本酒1杯無料券をもらえたので、日本酒を頂きました。
ビジネスホテルは中廊下型が多いので、廊下は暗いことが多いのですが、
客室側には中庭が設けられており、廊下にも光が入ってきました。
住宅で南北に長い敷地でも1.5~2坪程度の中庭を設ければ、北側まで採光が取れそうですね。
客室は照明の数や大きさなど参考になるポイントが多かったです。
寝室では枕元にカウンターを設けることが多いですが、窓側のカウンターの方が個人的には使いやすかったです。
本やスマホを取りやすかったり、パソコン作業も出来たりと汎用性は高そうです。
鏡を天井まで延ばすなど水回りもシンプルなデザインで、
洗面のコンセント位置なども正面壁よりも側面にあった方が使いやすいなど
本で読んだことを体感することが出来ました。
開口部には光だけを取り入れるためにすりガラスの建具と遮光のための建具が設けられており、
時間帯によって窓の建具の開閉をできるのも良かったです。
鴨居もL型アングルを使って、建具側に溝を掘るなどの納まりも勉強になりました。
様々な見学会などに参加して勉強になることも多いですが、実際に生活してみるとより多くの気づきがありました。