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建築をたずねて10万歩(2)

今回は高崎市にある「旧井上房一郎邸」を紹介します。

S__24600606_0.jpg旧井上房一郎邸は、日本の近代建築に影響を与えたアントニン・レーモンドの自邸兼事務所の「笄町の自邸」を写した建物として有名です。

S__24600589_0.jpgS__24600590_0.jpgS__24600598_0.jpg居間と寝室に挟まれたパティオ(中庭)です。

笄町の自邸では、藤棚があり、食卓が置かれていたようです。

S__24600599_0.jpg

廊下から居間を見た写真です。部屋の中心には暖炉があります。

S__24600600_0.jpg

引き違い窓を開け放つと、外部とつながり一体的な空間になります。

足場丸太を半分に割って柱などを挟み込む構造は、戦後間もない時期、材料が高価だったため、

経済性などを考慮して生み出されたようです。

S__24600601_0.jpgS__24600603_0.jpg上部にあるグレーのダクトは、機械室のボイラーで温めれた暖気を各部屋に送るために当時から設けられているそうです。

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広い開口を設けるために柱芯から敷居をずらしています。

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S__24600596_0.jpg旧井上房一郎邸はもともと行く予定ではなかったのですが、移動中にたまたま見つけることが出来たので、

実際に見ることが出来て良かったです。

 

次回は群馬で世界遺産がある街を紹介します。

Posted at: 2023.8.22(火)

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