リクシルさん主催の「性能の先の心地よさ」をテーマにしたセミナーに、伊礼智氏が講師として講演するということで参加してきました。
伊礼さんは自身の設計手法、ノウハウを惜しげもなく公開しており、人気の建築家であります。
内容は自身の著書に書いてある内容のまとめがメインであり、著書を読んでいたので、より深く理解することができました。
伊礼さんは設計の「標準化」を実践されており、生産性を向上しています。
例えば、玄関、トイレ、洗面、風呂、階段を標準化し、それを大きさやオプションを調整し上手くプランにはめ込むだけ。毎現場ゼロから考える必要が無く、その分の労力を、もっと大事なところに集約できる。
標準化=ワンパターンではなく、毎現場「改善」と新しい「試み」を繰り返し、質を向上させていくことが大事だとおっしゃっていました。
標準化は料理でいう「下ごしらえ」に似ていて、ちゃんとした下ごしらえがあってこそ、良い料理を提供できる。建築も土台となるものの質が高ければ、より良い仕事ができるんだよ、という言葉が印象的でした。
標準化の考え方、またその先にある快適性についての面白い話をたくさん聞くことができました。
建築に関わる人はもちろん、これから家を建てようと思っている方にも伊礼さんの著書は読んでほしいので、次はブックレビューブログ書こうと思います。
2月に構造見学会を行った、花巻市東和町の家(kaさま邸)
あれから約2か月。
完成見学会を行うことになりました。
断熱性能はもちろんのこと構造見学会では見れなかった、杉、県産材のクリ、セン等の木材等もご覧いただけます。
その他、4枚引込&ムフフな仕掛けの建具。モザイクタイル張りの洗面化粧台等見どころ満載(^^)
ぜひぜひ、ご来場くださーい(^^)/
現場の様子はこちら→ 花巻市東和町の家(kaさま邸)
岩手県森林組合さんで運営している「いわて森の棟梁」にもまたまた、イベントカレンダーに載せていただきました(^^)
こちらもご覧ください→ いわて森の棟梁
日光を堪能した翌日、朝から福島へ向かいます。
最初の目的地は大内宿。
大内宿は、江戸時代に民宿として使われていた茅葺屋根の民家が整然と並んでおり、現在でもお土産屋、蕎麦屋等に使われています。
茅葺屋根の民家を全て活用して、おばちゃんがお土産を薦めたり、民家前では炭火で餅や川魚を焼いて売ったりと、江戸時代にタイムスリップしたかのようにな、昔懐かしい雰囲気がありました。
焼だんご。これが絶品。温かいお茶と一緒においしく頂きました。
他にもネギを箸代わりにつかって食べる、葱蕎麦が有名らしいけどそれは次の機会に。
福島は他に会津若松の鶴ヶ城、さざえ堂などに寄ってきました。
さざえ堂は白虎隊の墓所の近くに建つ特異な建築様式の仏堂である。
この建築が面白いのは、登りと下りの階段が絶対に交わらないという構造であること。
最後に時間がありましたので、少し足を伸ばし山形の山寺へ。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
松尾芭蕉がおくのほそ道の道中、ここ山寺を訪れて詠んだ一句は有名ですね。
緑とお地蔵様に囲まれ、1000段近い階段を上っていきます。
オフシーズンだったのか、人があまりいなくゆっくりと見ることができました。
もう少し緑が生い茂り、紅葉の季節にでももう一度訪れたい場所でした。
今回は歴史を学んだ旅となりました。
旅中、仏様に何回も手を合わせ、身心にこびりついた煩悩が取り除かれた気分です。
心機一転今年度も精進していこうと思います。
100分の1サイズの模型を作成。(^^)
屋根勾配がもう少し緩い方がいいかな・・・とか、
なんとなくこの面がのっぺりして見えるから下屋を伸ばして・・・
といった具合で、より格好よくなる様に、外観を確認します。
日光東照宮を堪能した後は、大谷資料館へ。
大谷資料館では大谷石地下採掘場跡を見ることができます。
1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間です。その広さは、2万平方メートル(140m×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさです。 なお、坑内の年平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じです。 戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めています。(HPより抜粋)
大谷石は建材にも使用されており、独特の素材感・質感があり趣のある仕上がりとなり、一目見たいと思い立ち寄った。
長い階段を下りていくと、この世のものとは思えない光景が。。
これが人力の成せるものなのか。。何十年もかけて掘り続けられて形成された空間を、一般にも公開し、様々な形で使ってもらう。
今まで色々な所に行き、歴史の深い地域性のある素晴らしい場所をいくつも見てきた。こういった歴史ある重要な場所の資産価値を高め、大切に保存していくことは、忘れてはいけない歴史を次世代へと受け継いでいくという意味でとても大事なことだと思う。
夜は日光の山城屋という宿へ。
囲炉裏を囲んだ食事、渓流が目前にある露天風呂、心も身体も癒される素晴らしい宿でした。
囲炉裏でお肉、山菜、岩魚をゆっくりと炭火で焼いて、竹に注がれた日本酒をたしなむ感じは初体験でしたが、なんとも言えない時代を超えた心地良さがありました。
日光は歴史を感じられる素晴らしい場所なので、ぜひ行ってみてください。
探訪の続きは次回へ。
3月の連休を使い、栃木、福島へとあわただしく探訪してきました。
栃木県は日光市を王道ルートで見て回ります。
まずは中禅寺。一本の木から彫りだした「十一面千手観世音菩薩」が圧巻で、現在も根っこが残っているという。
御堂から中禅寺湖を一望できるが、曇り空で今回はおあずけ。
そして中禅寺のもう一つの目的は「身代わりの瘤(コブ)」。写真では見てたが実際は想像以上に摩訶不思議な光景。
悪いところや痛いところを触ってから、コブに触れると身代わりとなってくれると言われています。
もちろん自分をやらねばとうことで、頭のてっぺんから足の指先まで丹念に触ったあと、コブに擦り付ける様に触る。心なしか身体がフッと軽くなったような感じがしたが気のせいでしょうか。。
次はいよいよ日光東照宮へ。
江戸幕府初代将軍、徳川家康を神格化した東照大権現が四百年鎮座し、日本全国の東照宮の総本社となる神聖な場所です。
日光東照宮の神社は多様で緻密な彫刻を見ることができ、家康公の威徳を示さんとばかりに極彩色で彩られた彫刻が素晴らしい。
特に動物が彫られた木彫刻を多く見ることができ、これらの動物は平和の尊重を示しています。
そして誰もが聞いたことのある、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が!!
「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えが込められています。
そして眠り猫も!!
他にも鳴龍など見所満載で、一年分のご利益とパワーを頂いてきました。
後厄ということもあり丁度良い時期に参拝することができました。
続きは次回へ。
先週末 3月19日~20日に開催された北洲のグッドリビングショー。
ご来場いただきましたお客様、ありがとうございました!
ところで、気が付いた方はいたでしょうか・・・
メイン会場の入り口の脇に、ひっそりと置かれていたこれ↓
スタンド席を譲り受けたことは知っていましたが、芝生まであるとは・・・
私はこの芝生に降り立ったことはなかったのですが、スタンド席にてライブを2回観ました(^^;
ライブ中に聖火も見たし、とっても感慨深い場所です。
今朝、新聞を見て衝撃を受けました!
「マルカンデパート 6月7日に閉館」
あと2ヶ月弱で閉館しちゃう(><)
今のうちに味わっておきたいですね!
↑ たまに食べたくなる「ナポリカツ」
なのに・・・
今朝、外界はこんなドカ雪(@@)
つい先日はFM全国放送で、二人のラジオパーソナリティーが「春ですねぇ」と言い合っていたのに・・・
岩手北上の春はまだ先
最近行ってきた銘林さんの展示会にて、実物を見れました。
「へぎパネル」
木で作った化粧パネルといったところでしょうか・・・
ピース一つ一つの凹凸や色合いが面白いな~と思いました(^^)
実物はこんな感じです!
陰影ぐあいによって、かなり印象的な化粧材になりそうですね(^^)