木の香の家 展示場 兼 実験住宅 建築物語
第42話:内部断熱
内部断熱の作業です。
ここまでくると、特にいつもの当社の施工と変わらないのでスピードアップしてご紹介していきます。
いつもの光景です。断熱+防湿+配線胴縁。
配線が断熱層を傷つけないように意識しています。
ソーラー給湯ゾーンで、『緊急通気層』を確保した部分は室内側からネオマフォームで断熱補強です!
そんな意識をしながらも、自由設計だといろいろと問題も出てきて妥協する部分もあります。
本当は温水パネルヒーターの配管を防湿層の内側でしたかったのですが・・ちょうどその床も1階の壁から跳ね出しており・・床合板のすぐに断熱層がありました・・。
床からも配管を立ち上げられない・・ということで考えた結果、いったん断熱層に入り込んで湾曲しながら出てくる・・というポイントもありました(^^;)。
自由設計ならではの軽いハプニングです。
「社長の家と言えども無理なものは無理」・・当然ですね。
ガラスをはめる溝も、少しずれてる・・(^^;)
4寸の梁と3.5寸の柱の寸法を間違ったんですね。
複雑な構造組みの注文に さらにイレギュラーな細かい要望だったので致し方ないです。
現場とはこんなものなのです。
特に毎回やりたい放題の自由設計となると精密機械のようにはなかなか進みません(--;)
つづく
【木の香の家 展示場 兼 実験住宅 物語は 5日 15日 25日 に何とか更新していきます。】