木の香の家 展示場 兼 実験住宅 建築物語 WEB見学会
【毎月15日更新】
- 乾燥ストレス・ゼロの家 -
第64話:平成30年 記録的猛暑 緊急レポート
今年の夏は異常ですね(@@;)
さすがの実験ハウスもエアコン無しでは大変です(^^;)
そんな猛暑の夏の生活ぶりを3回に分けてレポートしてみます!
いろいろな発見もありました(^^)
まず実験ハウスには2台のエアコンが付いてます。
〇 1階LDKに 地中熱を利用した消費電力の少ないエアコン(約8畳用くらいの能力)
〇 2階ホールには 14畳用のエアコン
実験ハウス全体では、120畳の延べ床面積、
ロフトなどもありますので実質140畳くらいの気積があります。
それを 14畳+8畳=24畳分の冷房能力で過ごします(^^;)
〇 データー①:7月下旬~8月上旬
この辺りは連日35℃の猛暑日前後まで外気温が上がってました。
岩手に住む人間にとっては体に堪えます(><)
◎ 一番左の黒丸ゾーンでは、朝方の外気温が20℃くらいまで下がってくれましたので、
朝の窓開けで室温を下げたおかげで、エアコンなしでも暮らせました。
扇風機は欲しいです。
◎ 中央付近の黒丸ゾーン(7月29日・7月30日)
ほぼ熱帯夜だったので、朝の室温が下げられず、猛暑日と重なって、室温も30度を超えてきたため、
無理せずエアコンに切り替えたことが分かります。
◎ 右の黒丸ゾーン(8月頭)は、エアコンで生活に切り替えました。
データー②:お盆のデーターです。
エアコン付けるか・・窓開けで十分か・・判断に迷う日が多いです。
8月12日・13日は、予想外気温が30℃くらいだったので、
エアコンなしで窓開け+風でも特に問題なく生活できます。
外気温の結果は、予報より上がって33℃くらいまでいったので、窓閉めておけばよかった・・とは思いました(--;
8月14日は、息子だけ置いて外出したので、室温が30℃超えしてしまってました。
【 考察 】 暮らしてて分かったことは、外気温30℃までであれば、エアコンなしで十分暮らせます。
〇 エアコン生活の不思議
温度グラフを見ていただくと、おや?っと思うことがあります。
1階の温度が2階よりいつも高いのです。
エアコンで生活していると、イメージでは冷たい空気が1階にどんどん落ちてくるのかな・・
と思ってましたが・・
なかなか落ちてきません(--;
吹き抜けが簀の子状なので、小さいというのも原因の1つ
1階のエアコンが8畳用とパワーが小さいのも原因の1つ
いろいろと予想外のことが分かり勉強になります。
現在、空気の循環を促すために
下図のBポイントに、サーキュレーターを設置して、
積極的に簀の子の隙間から2階の冷風を落としてます(^^;)
かつ・・1階のA部分に階段室から吹き上げるようにサーキュレーターを運転してます(^^;)
循環はうまくいってます!
結論として、吹き抜けがあるプランの場合、
シーリングファンはあった方が良いようなきがしました。
下の写真であれば 赤丸部分です!
次回は、湿度やロフトの温湿度などをレポートします(^^)
あと、気になる電気代も!