時は流れ、現在では多くの工務店さんが勉強し、大手ハウスメーカーさんまでも「高断熱高気密」を叫ぶようになりました。多くの方が、快適で長寿命の住宅に暮らせるようになってきたのは非常に喜ばしいことなのですが、その一方で、中途半端な知識で家づくりを行い、問題になることも出てきているようです。例えば、ホルマリン問題、有毒薬剤問題(無毒の薬剤も有ります)、過換気による室内乾燥問題などがあります。これらの問題が「高断熱高気密住宅」=「アレルギー住宅」というようなねじ曲がった偏見に結びつき、評論家の方々の言葉や新聞の活字となって踊る場面をよく目にします。しかし私たちは、高断熱高気密住宅は良い住宅であると信じています。決して、寒い家に暮らすことが人のためとは思えません。
そのような家の方が良いとは、私はとても思えません。使う建材にさえ注意すれば、高断熱住宅は本当に快適な暮らしになるのです。そのため「木の香の家」には、高断熱快適性能を必然的に備えております。お客さまに長く快適に暮らしていただくために。