「高断熱高気密住宅」・・。この言葉は、最近では当たり前のように聞こえてくるようになりました。でも・・「高断熱高気密って何?」と聞かれると、「隙間が無い家」・・と単純に答えてしまうのではないでしょうか?
それは、実は正しくありません。
言葉から受ける印象とは怖いものです。
一般のユーザーの皆さんはもちろん、住宅のプロという位置づけにある人の中にも、この言葉のイメージから受ける印象だけで、高断熱高気密を評論する方がいます。
また、この言葉から受ける印象だけで理解したふりをして、ただ隙間を塞いで、「当社も高気密!」という乱暴な家づくりをして、不快な住環境を造っているハウスメーカーさんも多々あります。
このコーナーでは、高断熱高気密・・という住宅が、何故生まれたのか?生まれる必要があったのか?・・という時代背景から、本当の高断熱高気密住宅の姿・・ということをお伝えするコーナーです。そして、原理原則を抑えつつ、間違った気密住宅の例も挙げて、何が間違っているのか・・も掴みたいと思います。
今まで、イメージだけで、評論していたプロの方にも、きっとタメになるコーナーだと思いますので、正しい知識を1つ増やす・・という気持ちで見ていただければ幸いです。
そして、今までの認識と違っていれば、原理原則を理解したうえで、少しずつ正しい家づくりに軌道修正していただければ世の中のためになるのだろうと思います。
少しずつ、テーマにそって、加筆していきます。