天井断熱の施工注意点を詳しく見る前に、ひとつ知識を持っておきましょう。
それは、天井断熱の施工方法には、大きく分けて3つのパターンがあるということです。どのパターンで施工するかによっては、施工のリスクが違ってきます。
天井断熱施工パターンA:仕上げ天井ボードのすぐ上が断熱層
天井断熱の施工方法で、もっともポピュラーですが、もっともリスクの高い施工方法がこれです。ローコスト住宅さんなどはコスト削減のためこの施工方法を採用しますが、きちんとした知識と現場管理をしないと失敗する施工方法です。

天井断熱施工パターンB:仕上げ天井ボードと断熱層を分ける(桁中断熱)
これは、断熱層を仕上げボード面から離すことで、メリットが多い施工方法です。詳しくは後ほどご説明いたします。

天井断熱施工パターンC:仕上げ天井ボードと断熱層を分ける(桁上断熱)
これは、パターンB同様に断熱層を仕上げボード面から離すことで、メリットが多い施工方法です。詳しくは後ほどご説明いたします。