北上事務所
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木の香の家

教えて「断熱さん!」断熱コラム 断熱勉強講師を務める、木の香の家代表白鳥顕微志の書きおろしコラム〜牛一頭いれば家一軒が暖かくなります

【ACT5-4】結局どっちの性能が良いの?

よく、充填断熱と外断熱では、どちらの性能が良いのですか?という質問が出ます。
先述したように、充填断熱をしている会社さんは、断熱材を厚く施工できる点を言って、充填断熱が良い・・と言います。外断熱の会社さんは、充填断熱の熱橋の影響を強調して、外断熱が良い・・と言います。
比較表をご覧になると気づくと思いますが、結局のところ、「どういう断熱材」を、「どれだけの厚み」で、「断熱が効くように施工しているかどうか」に大きく左右されますので、どちらの性能が高いのか明言できる方はおりません。
 
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一般的によく施工される厚み(外断熱50mm 充填断熱100mm)では、仕様にもよりますが、ほぼ同等の性能という計算になります。言い換えれば「どんぐりの背比べ」です。

2010年代ころから、燃料高という世の中の事情も出てきまして、充填断熱+付加断熱(外断熱)というように、ダブルで断熱施工している会社さんも増えてきました。
当社でも、充填100mm+付加断熱50~90mmという施工事例が普通になってきておりますので、「外断熱~!」「充填断熱~!」と営業戦略的に叫ぶ時代も終わりを迎えるころなのかもしれません。

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