【ACT3】では、『気流止め』というものを、あえて分けてテーマとしました。
それは何故か。
実は、この『気流止め』がしっかり出来てないと、いくら「高断熱高気密住宅だ」と言っても、寒さや結露は止らないのです。この『気流止め』という言葉・・、住宅のプロに聞いても、その意義を答えられる人は、ごくわずかなのではないでしょうか。高断熱高気密をうたっている住宅会社でも・・です。
このポイントをおさえないで自己流の高断熱高気密住宅をやっている工務店やフランチャイズ工法が、結局、間違った高断熱高気密住宅を世の中に広めている原因でもあります。
高断熱高気密住宅で一番大切なことは、隙間相当面積の少なさと考えている方が多いと思われますが、実は、この「気流止め」が隙間相当面積より大変重要なのです。隙間相当面積がたとえ1cm/m²を下まわってようと、この気流止めがしっかりできてないと、建物の断熱性能は、がた落ちになります。