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• 私たちのクリニックは、在宅療養支援診療所です。医師が患者様さん宅へ訪問し、診断と治療に取組みます。ここに来院される患者さんは多くありませんが、24時間体制での待機が必要な私たちは、早朝や深夜にも書類作成や事務作業をすることが多く、暖かく快適な空間でその作業に取組みたいと思っていました。
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• 右側の写真は医師用の部屋です。在院中は、基本的にこの室内で書類作成をしていて、一人でいることも多いんです。作業時に閉塞感を感じないようにとの想いで、この部屋も開放的で暖かい空間にして欲しいと白鳥さんにお願いしました。建物が完成して間もなく迎えた夏にこの部屋で過ごしたところ、エアコンをほとんど使用せずに過ごせました。深い軒が直射日光を遮り室温の急上昇が防止され、また、ドア上の小窓のおかげで風の流れがあり快適でした。冬には暖かさが持続されると聞いていますから、一年中快適に過ごせそうです。
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• 私たちは勤務医時代にはそれぞれ「専門医療」に取り組んでいましたが、同時に、特定の疾患だけにとどまらずに患者さんの健康を支える「総合診療」を目指して研鑽を積んできました。また、患者さんご自身のみならず、ご家族や介護サービスなどの療養環境、それから薬の効き具合なども総合的に診療するためには外来診療ではなく、在宅医療が理想であるとの思いにいたり、「在宅療養支援診療所」としてこのクリニックを開設しました。この診療所にご来院される患者様さんは多くありませんが、ご来院時には明るく清潔な環境で患者様さんをお迎えしたいと思い、受付や廊下に窓を多く設置していただきました。ここも同様に、夏は涼しく冬は暖かい空間に仕上げていただきました。
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• 木のぬくもりを感じられて快適に過ごせるこの空間は、患者様さん用のリハビリ施設です。ここでも天窓と窓を多くして明るく開放的な作りになっています。これらの要望を実現してくださった上に、期待通りの断熱性能が発揮されていて、木の香の家さんの実力は本当に素晴らしいと実感しています。
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• クリニック建築の構想時から高気密高断熱建築を希望し、書籍やインターネットでたくさんの情報を集めていた時、木の香の家さんと偶然に出会えました。木の香の家さんの断熱性能だけでなく、白鳥さんのお人柄も魅力的でしたし、白鳥さんが栗原市のご出身と聞いて、親近感が一層強まりました。今こうしてこの建築物で過ごし始めて快適な時間を過ごすうちに、木の香の家さんに依頼して本当に良かったと思っています。白鳥さんを始め、スタッフの皆さんには感謝の気持でいっぱいです。