北上事務所
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木の香の家

断熱性能について

断熱仕様その2:壁の断熱

壁の断熱は、いったい何がいいのでしょうか・・。
壁の断熱は、各社「これが絶対!」と強くアピールするポイントです。

ただ、冒頭でも述べましたが、国交省などの機関からプロ向けセミナーを担当させられている立場上、これが絶対良い・・という表現はできません。すべての材料に一長一短があるためです。
 
壁の断熱性能について意外な発見は、「① 断熱材の性能の真実」でご覧ください。

<壁の基本断熱>

木の香の家では、第1の選択としまして、壁の充填断熱部分に高性能グラスウール(高性能GW)100mmをお勧めしております。第2の選択としてお勧めしているのはセルロースファイバーの吹込みです。

理由としまして、木材の収縮に追従するため、木がやせても隙間が出来づらいという理由です。かつ、高性能GWは価格が安くて性能が出せる・・という利点もあります。
セルロースファイバーの場合は、壁面の蓄熱力が期待できる・・というのが魅力です。もちろん木材の収縮にもついていきますが、コストが意外と上がります。

<付加断熱の勧め>

最近は、当社ではほぼ100%付加断熱をしております。
しかも、その付加断熱も25mm→50mm→90mmと、時代とともに厚くなってきており・・どこまで厚くなっていくんだろう・・と、イニシャルコストとランニングコストのはざまで試行錯誤中です。

付加断熱とは、いわゆる、「充填断熱+外断熱」です。
ひと昔前の平成10年ころ・・「外断熱!」「充填断熱!」と、各派に分かれて「これが絶対!」と叫んでいたものです。当時から私は、どっちでもいいんじゃないの・・?最終的に燃費が下がればユーザーの皆さんにとっていいのだから・・と思っておりました。そんな無意味に叫んでいた時代も終わって、両方の組み合わせが既に始まっております。
 
「外気温-5℃の真冬に暖房を止めて寝ても一晩で約1℃しか下がらない超低燃費住宅」のため、是非、充填断熱+外断熱の両方を施工することをお勧めいたします(^^)。

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